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郵便はがき23年ぶりの値上げ

 平成28年12月22日、年賀状の準備も大詰め、年の瀬の準備もしなくてはというタイミングに、郵便料金が平成29年6月1日に改正されるとの報道がありました。

消費税による料金改定を除けば、平成6年に郵便はがきが41円から50円に値上げされて以来、実に23年ぶりの値上げとなります。

今回の郵便料金改定の最大の特徴は、定型の封書基本料金は82円、年賀状も52円に据え置かれ、郵便はがきだけが52円から62円に値上げされるということです。

資料によると、大きな理由としては、封書、年賀状は利益を保っているのに対し、郵便はがきは赤字となっているからです。封書と年賀状の取扱量は多く、郵便はがきは取扱量が少ないのですが。最近ダイレクトメールで使われる圧着はがきが多く、特殊な糊でラミネートされた郵便はがきは、押印機や区分機の中で誤作動が多いようで、その処理にかなりの人的コストがかかってしまい、人件費を押し上げていると推察されているようです。

もうひとつ今回の郵便料金改正のポイントとなるのが、定形外郵便とゆうメールに「規格内」「規格外」の料金制度が新設されたことです。定形郵便と定型外郵便を残しつつ、さらなる区分が増えて困惑しますが、現在の郵便取扱の現状が実態と合わなくなってきたらかも知れません。

新制度では長辺34cm×短辺25cm×暑さ3cm以内が「規格内」それを超えるものが「規格外」となります。「規格内」の250gから1kgまでは一部値下げになるほかは、据え置きか値上げされることになります。(詳しくは郵便局のホームページまたは郵便局へのお問い合わせをお願いします) この「規格内」の大きさは日本の一般的な郵便受けサイズに合わせたものなので、通常の場合だと暑さ3cmの郵便物しか入れられません。それ以上の大きな郵便物だと、呼び鈴を鳴らすか不在通知を入れて郵便局へ持ち戻るしかないため、その分の人件費を郵便料金に転嫁せざるをえないとの見方もされているようです、

5月15日に新料金の郵便はがき、郵便切手が販売開始になりましたが、もちろん平成29年6月1日からの料金改定なので、5月31日までは今のままで出せるのでご注意下さい。

また5月31日に郵便はがきを投函される際には注意が必要です、それは郵便ポストへ投函した場合、最終収集までは当日消印が押印されます。それ以降に郵便ポストへ投函されても当日消印にはなりません。当日消印の収集便は郵便ポストの正面または側面に、郵便収集時間が記載されていますので、その時間までに余裕を持って投函して下さい。(翌日午前8時までの収集分までは前日消印との説ありなので、郵便局へお問い合わせしてください)

もし、どうしてもその最終収集に間に合わないという場合は、最寄の集配郵便局もしくは中央郵便局へ持参し窓口で、当日消印の押印を言えば対処してくれます。決算時期・確定申告の時期や月末最終日などにはよく見受けられます。

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参考文献 AllAbout