印刷 よもやま話
梅雨入りと梅雨明け
入梅の候皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
時候の挨拶に使われる「入梅の候」とは、便りの送り先で、「梅雨入り」が発表されている場合の挨拶になるそうなので、何気なく使わないように注意が必要です。しかしながら株式会社大澤印刷がある大阪市生野区は、「梅雨入り」しており「印刷よもやま話」をご覧いただいている方も、「梅雨入り」が発表されている前提で書いております。「梅雨」のない北海道の方には申し訳ございません。
北海道には「梅雨」がないと言われますが、実際には「梅雨」はあります。「蝦夷梅雨」(えぞつゆ)と言って、梅雨のような雨模様の日が長く続く現象があります。でも蝦夷梅雨(えぞつゆ)と言うのは定義上、「オホーツク海高気圧から冷たく湿った風が吹くことによっておこるもの」で、梅雨前線の影響で起こるものではないとされています。しかしながら、自然現象によるものですから梅雨が「ある」、「ない」の境界線は引けないのです。そこで北海道には「梅雨」がないと認識されるようになった「もうひとつの理由」をみていきましょう。
自然現象での「梅雨」は北海道でもありうるのです。当然といえば当然ですね。地震や台風と同じでこちらが場所等を特定するなんて不可能ですから。では、なぜ北海道に「梅雨」がないとおもわれるようになったのでしょう。「梅雨」を発表するのは気象庁ですが、気象庁が発表する「梅雨」とは、梅雨前線の影響で降る長雨の期間 ある地域での「梅雨入り」から「梅雨明け」までの期間のことを言います。北海道では梅雨前線が、かからない年がしばしばあります。このため年によって「梅雨入り」宣言をしたりしなかったりでは困ると言う事で、気象庁が北海道に対しては「梅雨入り」宣言をしないのです。
「梅雨入り」宣言をしないということは、当然「梅雨明け」もないので、どれだけ大雨が降ろうが長雨が長く続こうが北海道には「梅雨」はないのです。生活の便宜上、そう決められただけあって、「梅雨」のような状態「蝦夷梅雨}になる可能性は十分にあるということです。
まとめますと、気象庁は北海道での「梅雨入り」宣言はしない。したがって北海道では「梅雨」がない。となります。
今年の「梅雨明け」はいつごろでしょうか。沖縄地方は6月22日ごろにあけたと気象庁が発表していました。奄美地方は6月末ごろ、九州地方は7月中旬ごろ、四国・中国・近畿・東海・関東甲信は7月下旬近く、北陸・東北地方も7月末ごろにはあけるとの気象庁の予報です。
「梅雨」が明ければ、夏の到来ですね。夏の便り「暑中見舞い」の準備をしたい。
「梅雨」ならではの「紫陽花」を見に行くツアーを募集したい。
夏メニューを開発したので、かっこいい新メニュー表、かっこいいPOP、のぼり・タペストリーを作りたい。
夏の売り出しに抽選券や、地域商店街のスタンプカードを作りたい。
法人様の御名刺・封筒類・各種伝票類・社内報・広報誌・リーフット・カタログ等々
色々アイデアはあるけどどうしたら良いのか分からない。こんな事を聞いても良いのかな。よくわからないので相談したい。全部やって欲しい。
株式会社大澤印刷にお任せ下さい。印刷のプロがお客様のご要望にお応えします。大阪市内はご訪問によるご相談も承ります。
ここは大阪の下町。大阪市生野区にある株式会社大澤印刷。今年で創業104年になりました。今年の干支(酉年)に負けないように羽ばたいてまいります。
何卒宜しくお願いします。
参考文献:流行ニュース速報発信局・気象庁