今年は７月１９日に、九州南部・四国・中国・近畿･中部・関東甲信の広い範囲で「梅雨明けしたとみられる」と発表されました。

株式会社大澤印刷がある大阪も、梅雨明けをし早くも猛暑日が続いています。今年の梅雨明けは四国を除き。平年より２日程度早いようです。

本格的な夏の季節となり、お出かけをしたり、外は暑いので家の中で過ごされたりする際は、熱中症にくれぐれもご注意下さい。

近年は家の中にいても熱中症にかかるケースが増加している模様です。

熱中症とはどのような症状なのでしょうか。目安として以下のような症状が出現します。

1.　めまいや顔のほてり（めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。）

2.　筋肉痛や筋肉のけいれん（「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。）

3.　体のだるさや吐き気（からだがぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。）

4.　汗のかきかたがおかしい（ふいてもふいても汗がです。もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合は、熱中症にかかっている危険性があります。）

5.　体温が高い、皮膚の異常（体温が高くて皮膚を触るととても熱い。皮膚が赤く乾いているなどの症状も、熱中症にかかっている危険性があります。

6.　呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない、水分補給ができない（声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。ガクガクと体がひきつけを起こす。まっすぐ歩けない。自分で上手に水分補給ができない場合。は大変危険な状態です。このような場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。）

　熱中症が疑われるときの対処として、こまめな水分補給が挙げられます。水分補給も大切ですが、汗をかいて塩分・ミネラル成分なども奪われていきますので、水分補給だけをおこなうと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合）が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。つまり、水分だけを補給することがかえって、熱中症の発症へとつながったり、悪化させたりすることもあるのです。

熱中症が疑われるときは、ただ水分を補給するのではなく、塩分も一緒に補給する事が重要です。自分で手軽に作れる食塩水もよいでしょう。目安として、１リットルの水に対して1～2グラムの食塩を加えます。さらに砂糖やキャラメル等の糖分を補給すると、水分や塩分の吸収がよくなる上に、疲労回復にもつながるのでより効果的でしょう。

また手早く塩分・糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどによる水分補給もおすすめです。ただし、カフェインが入った飲み物は利尿作用がつよくなるので避けましょう。

ポイント　熱中症のときには、上手な水分･塩分補給がポイントです。水分だけでなく塩分も補給することで、症状の改善が期待できます。塩分の補給には、塩飴や梅干しなどもよいでしょう。熱中症の症状が見られる際、意識がはっきりしない場合は際は大至急医療機関へ受診しましょう。意識がはっきりしている場合は、涼しい日陰や屋内での適切な水分･塩分補給を行い、安静にすることで多くは改善します。いつもと違うなと感じたり不安があったりするときには医療機関を受診しましょう。

まとめ　何度も書きますが、こまめな水分･塩分補給は熱中症予防にも有効です。とりわけ１時間を越える長時間のスポーツの際には、塩分に加え糖分の入ったスポーツドリンクなどでこまめに水分補給することで、熱中症を予防しましょう。

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ここは大阪の下町、大阪市生野区にある株式会社大澤印刷。今年で創業１０４年を迎えます。蓄積された経験とノウハウをもってお客様の満足にお応えすべく、今年の干支である酉と共にますます羽ばたいてまいります。

　参考文献：気象庁　熱中症ゼロへ