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年越しそば
そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年1年の厄を断ち切る」いう意味で、江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。
また、昔からそばは体によいものとされ、食べると内蔵に溜まった毒を取り払ってくれると思われていました。
そのため、新しい年を健康で迎えられるように、大晦日の夜にそばを食べたとされています。
さらには、細く長い見た目から、長寿への願いや、その昔は、細工師が散らばった金粉を集めるのにそば粉を丸めたものを使った事から、金運がよくなるように、といった願掛けもあったようです。
年越しそばを食べるタイミングでもっとも多いのは、やはり大晦日の夜に除夜の鐘を聞きながら、というのが多いようです。
もしくは夕食時に食べられる方もいらっしゃるようです。また、大晦日の昼に食べるという方もいらっしゃるものの、一年の厄や毒を取り払うといった意味を考えれば、除夜の鐘を聞きながら食べるのがよいかもしれませんね。
ちなみに一部の地域では元旦に年越しそばを食べる風習があるところもあるようです。
年越しそばのまとめ
年越しそばの由来の中には厄を断ち切ると言ったものがあるため、新年に跨いで食べるのは一般的には縁起が悪いと言われています。
また、年越しそばを残すと金運に恵まれないとも言われていますので、お腹がいっぱいの時は少な目に盛るが大切ですね。
最後に、本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、明くる年も変わらぬ ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
大阪の下町生野区にある株式会社大澤印刷は、来年で創業105年を迎えます。来年の干支の犬のように皆様に親しんでいただけるよう邁進してまいります。
参考文献:豆知識PRESS