印刷 よもやま話

新年度

 3月も終わり、週明けからはいよいよ新年度が始まります。新入社員や新学生が、期待と誇りを胸に膨らませて社会に出て行くかと思います。

 新年度という言葉は3月から4月にかけてよく耳にしますが、新年度っていったい何月から何月までのことを指すのでしょう?

 お子さんのいるご家庭や、会計や経理といった締め日に関係ある仕事に従事している方は特に「年度」という言葉を意識することが多いかもしれません。

今回は「新年度ってなんだろう?」ということについて、ひも解いてみたいと思います。

 「年度」という言葉の意味から説明いたします。

年度とは、日本においては官公庁などの行政機関や、一般企業が業務を行ううえで決められた「特別な1年の区切り方」のことです。

年度開始が41日、年度の終わりは331日となっています。

 この区切りは国が制定した「財政法」という法律で「会計年度」という名前で決められており、ほとんどの行政機関や一般企業が会計年度に従って業務を行うのです。

使う場所が行政機関や一般企業など会計の関わる場所であれば「会計年度」と呼ばれ、小学校や幼稚園など教育の場では「学校年度」という言葉が用いられます。

 では、そもそもなぜ年度があるのでしょうか?

それは、新年と区別するためだからです。 カレンダーで1年が始まる新年です。

 テレビやインターネットニュースなどで「2018年中の開催」という表記があれば、それはカレンダー上での1年、つまり11日から1231日までを指します。

2018年度」という表記であれば、それは2018年の41日から翌年の2019331日までの期間を指すことになるのです。

 教育機関の新年度とはいつから?

教育機関の一つであり、独立行政法人となっている大学や、一般企業と提携して研究や開発を行うこともある大学の「新年度」は、行政機関と同じく会計年度を41日から翌年331日までが採用されています。

また同じく幼稚園や保育園と同じように、小学校も「公立」の小学校は文部科学省という行政機関のもとで管理されています。こちらも、一般企業のように厳密な会計を必要としますので、会計年度と同じく「新年度」は41 日から331日までです。

 まとめ

簡単ではありますが、「年度」についてひも解いてみましたがいかがでしょうか?

ここまでお読みの方はもうおわかりかと思いますが、行政機関や企業と関わりのある場所ではほとんどの場合「新年度」といえば41日から331日までを指すことになります。

 日本ではどんな場所でも、基本的に行政機関や企業が管理しているもの。

「◯◯年度」という言葉を使うならば、日本では「会計年度」と「学校年度」が同じ期間に設定されているのです。

「年度」の区切りの理由や「会計年度」について覚えておけば、お子さんの入学、入園に関する書類やお仕事をよりスムーズに処理できますね。

  新年度に向けての準備を忘れずに、今年度もしっかり乗り切りましょう。

 新入社員も入社したので、就業規則の見直しや社員旅行の案内、御名刺、封筒類、各種伝票、新製品の案内のちらし、のぼり・タペストリーなどの作製をお考えの法人様。春になり新年度も始まったので、久しぶりに同窓会がしたいので、案内状が作りたい。同窓会名簿を新しくしたいのでアイデアを考えてほしい。相談したい。お任せしたい。等の個人のお客様。春から初夏の新メニューを考案したけど、うまく形に出来ないので相談したい。カッコいいメニューや商品ポスター、案内状、ポップ、のぼり・タペストリーを作ってほしいお店のお客様。

 様々なご要望は、印刷のプロ集団の株式会社大澤印刷にお任せください。ご相談下さい。大阪市内はご訪問します。

 ここは大阪の下町。生野区にある株式会社大澤印刷。今年で大正2年の創業から105年をむかえます。干支の戌と同じく皆様に愛されるように、蓄積されたノウハウをもって社員一同いっそう精進してまいります。

参考文献:NETALSTATION