印刷 よもやま話

ポスターのサイズ・インキ・紙

掲示する場所に適切な「サイズ」選び

ポスターとは、広告・宣伝をするための「はり紙」です。壁や柱といった場所に貼り付けるといった性質上、ある程度のスペースを必要とします。

「大きければ目立つ」といった考えでなるべく大きなポスターを作ったとしても、いざ完成したら掲示スペースが無かった、なんてトラブルに繋がってしまう可能性も。そんな失敗を回避するために、掲示する箇所に適切なサイズを選ぶことが重要です。

ポスターのサイズ選びにはコツがあります。「どんな所に貼るのか」「どんな風に見てもらうのか」「貼るスペースはあるのか」といったことに注意してサイズを選びましょう。

こちらは掲示する場所に応じたポスターサイズの参考例ですので、ぜひ作成前にチェックしてみてください。

B01030mm×1456mm)・A0841mm×1189mm

駅やショッピングモール、あるいは展示会といった大きな広告スペースが用意されている場合に使われるサイズです。遠目からでも目を引く大きなポスターサイズです。

B1728mm×1030mm)・A1594mm×841mm

新聞紙の見開きよりも少し大きいサイズです。程よく大きいこのサイズは、ポスター印刷としてよく使われているサイズであり、A0より小さいものの、しっかりと目を引くサイズです。

B2515mm×728mm)・A2420mm×594mm

新聞紙1面と同じ程度のサイズです。このサイズのポスターもよく使われますが、大きさ的にはやや小さくなるため、遠目から見るというよりはある程度近寄った距離感から見てもらうためのサイズです。

B3364mm×515mm)・A3297mm×420mm

ポスターとしては比較的小さめのサイズになります。サイズが小さい為に遠目からでは内容を判別することは難しいですが、一方で、掲示スペースが小さくても貼り付けしやすいといったメリットがあります。

ポスターの寿命を左右する「紙」

ポスターに使用する紙ですが、紙を選ぶ前に、まずは「屋外」「屋内」どちらに掲示するかを確認することが重要です。

というのも、屋外では基本的にポスターが雨や風にさらされるため、耐候性がない紙だと簡単に破けてしまったりするなど、せっかく作ったポスターが数日で使えなくなってしまう恐れがあります。一方で屋内の場合は、雨や風といった自然環境に左右されることは基本的にありません。

そのため、屋外の場合は「耐候性のある紙」を選ぶことをお勧めします。耐候性のある紙は、一般的な紙に比べるとコストは上がりますが、紙の金額を節約することによってポスターの寿命が短くなってしまうことを考えると、逆に高い買い物になってしまうでしょう。

耐候性のある紙には以下の様なものがあります。また、紙は一般的な紙だとしても表面加工をすることによって強度をアップさせるという方法もありますので、あわせて参考にしてみてください。

ユポ

屋外ポスターとしてもっとも耐久性のある紙(ポリプロピレンを主原料とするフィルム法合成紙)になります。紙のしなやかさがあるものの破れるといった心配がほとんどなく、耐水性もあるため、雨水に濡れてもふやけることがありません。選挙ポスターに使われている紙としても有名です。

LIMEX(ライメックス)シート

LIMEXは、ユポのように耐久性・耐水性に優れた紙の代替となる新素材です。紙のようにしっとりとした手触りで使い勝手が良く、石灰石を原材料とすることによって水の使用量を大幅に軽減し、木、石油を使わないため、地球環境に優しくSDGsの観点からも注目を浴びている新素材でもあります。

PP加工・ラミネート加工

一般的な紙でも、表面に加工を施すことによって強度を上げることができ、屋外ポスターとして長らく使用することが可能です。代表的なのはPP貼り加工とラミネート加工です。どちらも紙の強度をあげることのできる加工ですが、それぞれに特徴があります。

ブランディングを守る「インキ」

ポスターはある程度の期間、掲示しておくものであるため、紫外線を浴び続けることによって色あせてきます。屋外の日当たりが良い場所であれば、あっという間に色褪せることも珍しくありません。

街中を歩いている時や、車でドライブしている時などに、色あせてしまって本来のイメージを損なってしまっているポスターを見かけたことがある人も、少なくないのではないでしょうか。
本来ポスターは、目にした人に良い印象や具体的なイメージを持ってもらうことを目的とした印刷物です。その為、色あせてしまったポスターでは伝えたい内容のブランディングを守ることができません。

その為、ポスター印刷では「耐候性インキ」で印刷することが重要です。耐候性インキとは、紫外線などによる成分の分解を抑制する特殊インキです。屋内の場合は一般のインキでも問題ないことがほとんどですが、掲示する場所や照明環境によっては紫外線を浴びて色あせてくることもありますので、耐候性インキを選択肢の中に入れておいても損はありません。

ブランディングを守り、本来伝えたいイメージを発揮し続けるためには、耐候性インキを選択しましょう。

 

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